日本では薬局で買えない0.1%フッ素洗口液
寝る前にフッ素洗口液を使っています。
バトラーF洗口液0.1%
という製品です。
町の薬局やネット通販では販売していなくて、歯医者さんにしか売っていません。
よく似た商品で、バトラーCHX洗口液や、マウスコンディショナーなどがありますが、バトラーF洗口液とは違うものなので注意が必要です。
また、バトラーエフコートはフッ素含有率が0.05%と、F洗口液の半分です。それでも2015年に認可された日本初のOTC(薬局で処方せん無しに購入できる)医薬品のむし歯予防薬なので、歯医者に行かない人にはありがたいのですが……。
夜、軽く歯磨きして、寝る直前、トイレに行く時間、フッ素洗口液を少量を口に含んで、クチュクチュと口内をゆすぎ、トイレを済ましたら、吐き出します。
始めたきっかけはこれも一冊の書籍です。
歯医者さんがフッ素洗口液を勧めない驚くべき理由とは?
この本によると、
B)フッ素洗口液でゆすぐだけ
のどちらが虫歯になりにくいか比較したところ、後者だったそうなのです!
歯磨きのほうが大変なのに……。
それなのに、なぜ歯医者さんはフッ素洗口液を勧めないのか? というと
あまりにも安すぎるから
なのだそうです……!
フッ素を水に溶かして調合してくれると、それはそれは安価なそうなのですが、私の通っている歯医者さんでは調合はしてくれませんでした。手間を考えると商売にならないのかもしれないですね(*注)。
それでもこちらの製品を買うことができたので満足です。
寝る前の歯磨きが最も重要だそうなので、フッ素洗口液ゆすぎを、取り入れてみてはいかがでしょうか?
歯茎の腫れには唾液
余談)歯磨きが乱暴というわけではないのですが、歯茎が腫れたり、固いものを噛んだというわけではないのに、歯根が傷んだりすることが時々ありました。
気になるので歯医者さんでレントゲンを取ってもらいますが、特に問題はなく、それでも、しばらく反対側の歯だけを使わなければならないのは、不便だなと思っていました。
いろいろ調べた結果、どうも原因は、
唾液が少ないからじゃないか
と気が付きました。
以前から、リウマトイド因子(RF)値が若干高く、シェーグレン症候群の疑いでしばらく経過観察されていたこともあり、日頃から目の乾きや口の中の乾きは人一倍気にしているのです。
そこで意識的に舌体操をして、唾液の分泌を促すようにしてみました。
こころなしか、それ以来、歯茎が腫れることは少なくなりました。
(洗口液考 その2)歯周病と洗口液)へ続く。
*注
薬価が安すぎて積極的に処方されないといえば、ビタミンC。製造特許権が切れているので非常に安い。おかげで利権が無く、治験が進まず、特許に結びつかない。結果、保険適用にはならないのだそうです。高濃度ビタミンC点滴は抗ガン作用や美白効果もあるのに……。健康コラム「ヘナ染めを始めました(高城式健康術その1)」で紹介した高城さんの本で、「保険適用の治療がすべて正義ではない」と知りました。
2022年に経口中絶薬が国内承認されますが、コンビ薬の一方の薬である、子宮を収縮させて妊娠組織を外に押し出す「ミソプロストール」は、稽留流産(胎児がすでに死亡しているにも関わらず、子宮内に留まっている状態)にも使えるはずなのに、今回治験が行われていないため、申請・承認されません。これも「(あまりに薬価が安すぎて)儲からないから」という理由からなのですね……。
コメント