ある書籍をきっかけに、ヘアマニキュアを止め、ヘナ染めを始めました。
著者の高城剛さんとはたまたま仕事で何度かお話ししたことがあるのですが、いつも大変快活でアグレッシヴで健康そのものな方でした。実際、ご自身も「健康マニア」でいらっしゃり、『アルツハイマー型認知症』と診断され、薬漬けにされそうになったお母様を、世界中のコネクションをフル活用して最先端医学で救ったという本書の冒頭部分にグイグイ引き込まれてしまいました。
ちょうど沢尻エリカさんが『麒麟がくる』を降板した時期だったのと、この文春の記事を読んだ頃だったので、「これだけ情の深い人なのだから、エリカさんのほうも何とかなったかもしれなかったのになあ」と、思いを馳せました。
健康についての55の方法が載っているこの本を読んで、実行するようになったことが2つあるのですが、そのうちの1つが「ヘナ染め」です。
サイト主の母親が白髪を紫色のヘアマニキュアで染めていたのと、会社の先輩の女性が産後、赤いヘアマニキュアで黒髪を染めて急にキレイになったのを見て、真似して赤のヘアマニキュアをずっと続けていました。
ヘアダイ(*注1)よりは健康的だと思っていたのですが、ヘアマニキュアもやはり体に有害な化学物質が含まれているので、これを機会に私もヘナ染めをしようと決意しました。本には「(ヘナは)ピンきりなので注意」と書いてあったのですが、とりあえず天然100%で、お値段も手頃なもので試してみることにしました。
今はYoutubeなどでヘナ染めの動画を見ることができるので、自分も何とか染めることができました。保温効果の高い銀色のシャワーキャップをかぶっていると、家人から「『ベター・コール・ソウル』のお兄さん(チャールズ・マッギル)みたいだね」と言われました。
確かにヤマトの人が宅急便を届けに来たら、出迎えられないですね(笑)。
*注1
パラフェニレジンアミン(PPDA)が発がん性。EUでは禁止。日本では堂々と使用。農薬の140倍だそうです。
著者は声高に怒りをぶちまけるような書き方はしませんが、静かな憤りが随所に読み取れました。
・日本の医学書に載っていない
・日本の医学会では認めない
・日本は規制も表示義務すらない
・日本では(問題がある物質の使用も)大幅緩和
・日本では販売できない
・安価なので治験が進まず保険適用にならない
・バブル崩壊後、特に日本では新しい取り組みや前例のないことにはまず反対
・FDAエビデンス至上主義
・~~~は公然の秘密…etc
世界中を飛び回って情報を見比べられる人には耐えられないことでしょう。それが命にかかわることならなおのこと。
ネットで情報が瞬時に入ってくる今、日本もだんだん情報鎖国ではいられなくなりますね。
その遅さにめげそうになることもありますが……。
コメント