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ハローワークの公共職業訓練を受講しました(その2 講座選定)。

サイト主自習レポート
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申し込み時期によって、選べるコースに制限がある。

前回、専門実践教育訓練給付金を利用して専門学校に通うのを断念し、民間教育機関での職業訓練を受けることにしたと書きましたが、過去開かれた講座の中で1つ、受けてみたい講座がありました。

・国際コミュニケーション、貿易ビジネス科

以前、勤めていた会社では、海外通販の仕事をしていたことがあり、英語もそこそこできるつもり(TOEIC800点台、英検準1級)だったので、これを極めたい!

と思ったのです。

会社からようやく離職票が届いたので(退職時期が年末調整直前なので、総務部が殺人的に忙しく、いろいろと遅れたようです)、ハローワークに求職申込みに行き、最後に職業訓練相談コーナーに立ち寄りました。上記の講座を申し込みたい旨、伝えたところ、

「カルチャーセンターと思ってもらっては困る」

的なことを言われ、久しぶりに、産後、保育園の申し込みに役所に行った時と同じプレッシャー(お願いするほうは立場が弱い的な)を味わいました。とはいえ、あの時にようなナイーブさがかけらも残っていない経産婦の今は、

「前職で貿易実務を行っていましたが、扱い商品が出版物だけでしたので、汎用性のある貿易実務知識を身に着けたいと思いまして」

と即答したところ、

「そうでしたか。それでは」

と1つ前の回のパンフレット(令和3年1月入校生 離職者等再就職訓練 受講生募集のご案内 3か月訓練 1月入校生 申し込み期間 10月26日~11月9日)をいただきました。

これから申し込む講座のパンフレットはまだできていないが、内容はほぼ同じ、ということで、早速、パンフレットをチェックしました。

・これから(11月下旬)申し込むとなると、受講スタートは2月になる
・4月、10月スタート以外は3ヶ月コースしかない
・書類審査がある(人気コースは倍率が高く、不合格もありえる)
・施設見学会があり、予約して出席しておくと書類審査に良い影響がありそう
・受講申込書には第2希望まで書く欄がある

毎月いろいろなコースが開催されていますが、6ヶ月コースは4月と10月開始しかなく、他の月が開始の場合は3ヶ月コースしかありません。

私の場合、既に失業手当受給の申し込みを11月19日にしてしまったので、3月25日には給付日数が残り3分の1を切ってしまい、受講を開始しても、受講最終日まで失業手当が延長支給されなくなってしまいます(訓練延長給付についてはカネマツさんのサイトが参考になります。ポイントがとても良くまとまっています)。

6ヶ月コースを希望する場合は、定年や離職前にハローワークで相談して、受給をいつからにするか、申込み締め切りはいつか、合格発表はいつ頃か(希望のコースに不合格になった場合、次に申し込めるのはいつ開始のコースなのか)、など早めに検討しておいたほうが良かったかもしれないと思いました(定年退職の場合は退職日が分かっているので、退職前に申し込むことも可能でした!)。

令和4年度民間委託訓練について

締め切りやスケジュールについて

4月コースの倍率

とはいえ、失業手当をもらっている以上、訓練延長給付など考えず、早く次の就職先が見つかれば、それに越したことはないのですけどね……。

ということでまずは、施設見学会の予約をしました。

第2希望まで考えて、見学会を複数申し込む

・12月3日 Pythonと情報処理技術者科
・12月8日 国際コミュニケーション・貿易ビジネス科

もし第1希望の国際コミュニケーション・貿易ビジネス科に受からなかった場合に備え、情報処理系の講座も見学しておくことにしました。

「Pythonと情報処理技術者科」の会場は「本郷アカデミー」という学校で、御茶ノ水駅と本郷三丁目駅の中間くらいにありました。受験できる資格は

・ITパスポート試験(国家資格)
・情報処理技術者能力認定試験2級(当校で受験可)
・基本情報技術者試験 午前試験免除資格(取得試験 当校で受験可)
・基本情報技術試験(国家資格)
と盛りだくさん。定員27名に対して、見学会は30名以上。女性は数名で、圧倒的に30歳台の男性。見学会司会の方の話し方が非常に熱心で、聞いてみると、「この講習も受けたいなあ」と思わせるものでした。

帰り際、若い女性の方に声を掛けられ、Web系講座とこちらの講座と両方に出願するとのこと。Web系講座は人気で、なかなか受講できないというのは、ネットのあちこちで見かけていました。ということは買い手市場なわけだから、こっちのほうが倍率が高いのかもしれないとぼんやりと思いました。

対して「国際コミュニケーション・貿易ビジネス科」の見学会は、圧倒的に女性。年齢も幅広く、私のようなおばさんもチラホラ。見学会司会の方(後に担任になられます)がこれまた非常に熱心で、「この講習も是非、受けたい!」と思わせるに十分なものでした。

生徒を集めることが専門学校の収益につながるわけなので、受けたいと思わせることに関しては皆さん、プロなんですよね。久々に子どもの中学受験の時の塾や学校説明会的な「技」を見せられました。この講座で受験できる資格は

・貿易実務検定C級
・通関士(国家資格)
・TOEIC
・BATIC(国際会計検定)
・日商簿記検定試験3級

と、こちらも盛りだくさん。

貿易以外の会計やら簿記は想定外でしたが、(この講座のメリットは何より)

 つぶしがきくことです

という司会の方の力強い一言が決め手になりました。講座が開かれる学校は「大原簿記学校」。

名前の通り、「簿記」については特別力を入れている学校なので絶対の自信があるとのことでした。

これが後々、人生で非常に役に立つことになります。それについては後ほど……。

合否を左右する志望理由はコピーを取っておき、申込み時に持参する

施設見学会の感想などを含めて、志望理由を書き(こちらの「タナカイ」さんのサイトを参考にしました。ありがとうございました)2回目にハロワに行った日に書類を提出しました。

※当日、申込みハローワーク独自で必要な別の書類に再度、志望理由などを書かなければいけないのですが、この志望理由の文字数がめちゃめちゃ長い。パンフレット添付申込用紙のコピーを持参していたので志望理由の文字数を数え、何文字足すべきか計算できたのですが、そういう準備が無いと、かなり焦ったと思います。

それから、私の場合、2回目のハロワ訪問日が提出締切日でしたので、最初にもらった1月申込みの書類に記入・持参し、提出したところ(パンフレット付属の申込み書は、両面記入のため、PDFダウンロードでは難しく、最新パンフレットを事前にもらうためだけにハロワに行きたくはなかったのです)、係の人が戸惑い(内容は同じなのですが色が違う)、その場で本部に確認してくれて、結局は「問題なし」ということになりました。ほっ。

期間に余裕のある方は申込み月の正式パンフレットに記入して提出してくださいね。

1月になり、無事、合格通知が入った入校手続き封筒一式が届きました(1月8日付)。

入校手続書類の提出期限は1月18日必着(期日までに届かないと入校許可取消!)とあるので、必要事項(最も経済的な経路の交通費など)を記入して、直ちに返送します。

受講ガイドブック、入校式案内、職業訓練生総合保険パンフなどが入った、ずっしりした書類が送られてきました(1月12日付)。

施設見学会で予め聞いていましたが、入校式の日、大きめのバッグと教科書代15,000円が必要とのこと。忘れないようにしなくては。

入校式は2月1日です(「ハローワークの公共職業訓練を受講しました(その3)」へ続く)。

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